第3章:地獄の片鱗を垣間見た2人の店長


私が長く働いていたアルバイトに【コンビニ】があります。

アルバイトでは定番のコンビニで、
当時私は2つのコンビニを掛け持ちしていましたが、
そのお店の店長を見ていたことが、
労働=恐怖を決定的なものにしました。



とあるコンビニSの店長は、オーナーに雇われている雇われ店長でした。
ここのオーナーがかなりの利益主義でやたらと店長に厳しく、
自分はほとんど現場に立たないのに、
店の売上が悪いとすべて店長にあたっていました。
アルバイトには厳しくはなかったですが、
雇われの店長に対してはものすごく厳しく、
旗から見ていても可哀想になるくらいでした。



ある日、アルバイトに出勤すると、オーナーの怒号が聞こえました。

【お前やる気あんのか!!売上が下がってるだろ!もっとやる気を出せ!!】

やる気も何も、店長は週に6日、
寝る時間以外はすべてコンビニにいたくらいです。
アルバイトを雇うための人件費を減らすために、
オーナーは店長をとことん利用していました。
ある日アルバイトの休憩中に机の上にそんな店長の給料明細が置いてあったのです。
申し訳ない、と思いながらも、あれだけ働いている店長のことだから、
結構もらっているんだろうな、と、ちょっとした好奇心から見てしまったのです。

そしたら・・・たった【19万円】もちろん、控除後の手取りですけど。
手取りで19万円ということは、本来の給料は23万円くらいでしょうか。
まあいずれにせよ、ボーナス無し、週6出勤、寝る時以外はコンビニに居る。

もちろん好きなことはできない、趣味もない、
生まれたばかりの子供の顔も見れない。
そこまで犠牲にして、たった20万円程度。



さすがに私も恐ろしくなりました。



私がそのお店をやめる瞬間、店長に勇気を出して聞いてみました。

【今の仕事は楽しいですか?やめようと思ったことはありますか?】

そうしたら返ってきた答えは、

【家族と生活のためにやめられないんだ・・・、この店で働くしかないんだ】

生まれたばかりの息子の顔を見れない店長は、悲しい表情でそう言いました。



もう一つ、私が務めていたCというコンビニがあります。
そこの店長は、独立起業し一国一城の主になりたくて、
コンビニのフランチャイズに加盟しました。よくあるパターンですね。



私はオープン当初から働いていたので、
その店長のやる気に満ちた時期を間近で見ているアルバイトの一人でした。
コンビニのフランチャイズに加盟してお店をオープンするには、
最初にまとまったお金が必要だそうで、自己資金600万円をためた、と言っていました。
そのうち300万円は初期投資で、
残りの300万円は運営費用だったかに充てるつもりで
コンビニ経営を始めたそうです。



ただそうなると開業資金が足りないので、
・開業資金を最初に全部自己負担する代わりに本部へのロイヤリティが少ない
・開業資金を本部から借りるので自己資金がいらないが、本部へのロイヤリティが高い
おおまかに言うと、こんな2通りのパターンがあるみたいなんですね。
※詳細は間違えているかもしれませんが・・。



ただご存知のように、コンビニフランチャイズの本部へのロイヤリティは
かなり高いんですね。ちょっと聞いたら、かなりの割合で持っていかれていました。
まあフランチャイズなのでそれはそれでしょうがないとは思いますが、
【なぜコンビニを始めたのだろうか?】と店長を疑問に思うくらいの悲惨さでした。



オープン当初はそこそこ売り上げて忙しかったですが、
やはり徐々にお客さんの足は離れていき、
ライバル店も周りにパタパタとオープンし始めた頃には、
売上は全盛期の4分の1まで落ち込んでいました。でも時すでに遅しです。
人件費が払えないということで、全盛期には20人くらいいたアルバイトも、
最後には私を含めて3人になっていました。



店長いわく、

【開業時にあった資金はすべて底をつきた。
本部から借り入れをしてなんとかやっているが、もうそれも限界だ。】

店長は、週休なし、全ての日に出勤してまで
なんとか売上を回復しようとしていましたが、
いままで膨大にふくらんだ赤字が
たった数ヶ月でどうにかなるわけがありません。



かといって店長はもう50歳近く、
コンビニの借金があるのに、いまから一体なんの仕事をすればいいのでしょうか。

まさしく、【自分の人生をコンビニに捧げる】しかなくなっていました。



私がやめるときに、店長は私にこう言いました。

【俺みたいな人生には絶対なるなよ】と。

私は【労働=自分の人生を捧げるもの】という恐怖を、2人の店長から教わりました。



月収350万円物語目次
・第1章【お願いだ! 頼むから音楽の夢は諦めてくれ・・!】
・第2章【異常なまでの就職に対する恐怖】
・第3章【地獄の片鱗を垣間見た2人の店長】
・第4章【雇われなくても生きていけるのか・・?】
・第5章【せどりという【労働収入】に限界を感じる】
・第6章【20代で月収200万円以上稼ぐ学生】
・第7章【ブログから放置で売れた4000円の初報酬】
・第8章【携帯に雪崩れ込んでくる報酬発生通知】
・第9章【月収85万円稼いで就職放棄宣言をする】
・第10章【大事なバンドメンバーだった親友の自殺】
・第11章【サラリーマンの年収を1ヶ月で稼ぐ】
・第12章【ネットビジネスで節税のために法人化】
・第13章【ネットビジネスの最大の敵】
【最後にあなたに伝えたいこと】


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2014-01-12 | Posted in 月収350万円物語No Comments » 

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